◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン 最終日(1日、千葉・浜野GC=6660ヤード、パー72)
20歳の西郷真央(島津製作所)が15番パー4(428ヤード)のスーパーイーグルで逆転し、今季出場7試合で4勝目を飾った。2打差2位で出ると、1イーグル、2バーディー、ボギーなしの68で回り通算10アンダーで制し、地元・千葉で初タイトルを手にした。
テレサ・ルー(台湾)が72で2打差の8アンダー2位。前週優勝した高橋彩華は70で回り、前年覇者で68の上田桃子とともに7アンダーの3位となった。
西郷は優勝スピーチで「私としては復帰戦でまさか優勝できるとは思っていなかったのですごく驚いているというところと、地元での開催でいつも以上に力が入るような状況で優勝できてすごくうれしいです。まだまだこれからたくさん試合があるので、毎試合毎試合全力でプレーして応援してくださっている皆様に結果で恩返しできるように、また頑張りたいと思います」と、うれしそうに話した。
西郷真央「前半なかなかスコアを伸ばすことができず苦しい展開が続いていた。やっとロングホール(12番)でバーディーがきて、そこから良い流れで最後までプレーできて、すごくうれしい。(前半伸ばせない中でも)まだ18ホールまであるので諦めずに全力で頑張ろうとやっていた。
(15番イーグルは)ティーショット、セカンドもすごくいいショットだった。イーグルにつながって、すごくうれしい。(今大会)ティーショットで何回かミスショットがあったが、今日は安定したショットが打てていた。
(開幕から出場7戦で4勝)私だけの力ではないというのはいつも思っていて、支えてくれる方々、応援してくださる方々の思いを力に変えてそういった結果につながっているのでうれしい。(想像できた?)早く1勝を挙げたいと思っていて、こんなにいい結果が出ると思っていなかった。
(ポイントランクも首位)まだツアーが開幕したばかりなので、あまり意識することなく毎試合全力でプレーしたい。(地元開催でV)昨年悔しい思いをした大会なので、今年こそは、と思いつつも意識はせず、気持ちを落ち着かせてプレーした。たくさんの方に頑張れ、と声をかけていただき、力になった。ここで終わることなく毎試合毎試合全力でプレーすることをモットーに、来週も全力で臨みたい」