稲見萌寧「よく耐えられた」メジャー2勝目へ3バーディー7位好発進 


5番、ゴルフボールを片手にラインを読む稲見萌寧(カメラ・小林 泰斗)

5番、ゴルフボールを片手にラインを読む稲見萌寧(カメラ・小林 泰斗)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(5日、茨城・茨城GC西C=6680ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 昨季賞金女王の稲見萌寧(22)=Rakuten=が今季初勝利へ、上々の滑り出しを見せた。3バーディー、1ボギーの70で回り6打差7位。4月の富士フイルム・スタジオアリス女子オープン初日4位に続く好発進で「コースが難しく、アンダーで回れれば十分。よく耐えられた」と納得の表情だ。

 開幕から「徐々に良くなっている」とこの日は小技が光った。前半の11番でカラーから4メートルのバーディー好機をパターで沈めると、12番は10ヤードから58度ウェッジで転がしてチップインバーディーなど2つスコアを伸ばした。

 昨季は9勝し“無双状態”だったが、今季は出場10戦で4月の2位が最高と足踏み。「明日も耐えて伸ばせれば」とメジャー2勝目に意欲を示した。

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