松山英樹がメジャー“前哨戦”で「62」と伸ばして3位 次戦は19日開幕の全米プロ選手権


◆米男子プロゴルフツアー AT&Tバイロン・ネルソン 最終日(15日、米テキサス州TPCクレイグランチ=7468ヤード、パー72)

 最終ラウンドが行われ、7打差の18位から出た松山英樹(LEXUS)が1イーグル、9バーディー、1ボギーの62と猛チャージで通算24アンダーとし、2打差の3位で終えた。6位で出て63をマークした李京勲(韓国)が逆転で大会連覇となるツアー通算2勝目をつかんだ。

 松山が猛追した。7番までに5つスコアを上げると、8番パー4。フェアウェーからの第2打をピン左手前約2メートルにつける、この日6つ目のバーディーで一時、首位を捉えた。後半も走り続け、15番パー3で第1打をピン左奥約1・3メートルにつけてバーディー。圧巻だったのは18番パー5。残り232ヤードの第2打をピン左2メートル弱につける好ショットでイーグルを奪った。

 4月のマスターズ(14位)以来、5戦ぶりのツアー出場となったが、最終日に「62」の好スコアをたたき出した。次戦は今季メジャー第2戦、全米プロ選手権(5月19日開幕、オクラホマ州サザンヒルズCC)に挑む。米ツアー日本人最多8勝の実力者が、昨年のマスターズに続くメジャー2勝目に向けて、さらに状態を上げていく。

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