◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス プロアマ(18日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6713ヤード、パー72)
今季から米ツアーに本格参戦し、昨年11月以来で今季初の日本ツアー出場となる渋野日向子(サントリー)が18日、公式会見に登場した。「みんな久しぶりに会って、お帰りなさいと言ってくれる選手が多くて、帰ってくると安心感がある」と笑顔。大会に向けて「4日間戦えるように頑張ります。一打一打、悔いのないような攻め方がしたい」と見据えた。
米ツアー序盤戦の活躍で来季シード権獲得を確実にしたことで、国内でプレーできる日程的な余裕ができた。メジャーのシェブロン選手権で4位、ハワイで行われたロッテ選手権で2位に入り「トップ10が3回あったのは良かった。ハワイの風の中、上位で戦えたのは自信を持つきっかけになった。(スイング的にも)振れるようになった」と手応えを明かした。
6月の全米女子オープン(2日開幕、米ノースカロライナ州)に向けて、「いい状態で臨みたいので、この試合で4日間戦うことが重要」と強調した。米ツアー転戦中も、日本ツアーの情報は気にしていたといい「植竹ノンちゃん(希望)、高橋彩華ちゃんと同級生(同学年)が優勝していると、自分も頑張らなくちゃと思う」と刺激を受けたようだ。
久しぶりの日本では「実家でワンちゃんに遊ばれていました」とリフレッシュ。米ツアー中には英語より韓国語を少し覚えたといい「お疲れ様です、が『スゴハショスミダ』っていうんです」と披露した。
予選ラウンドでは昨季賞金女王・稲見萌寧(Rakuten)、前週覇者の渡辺彩香(大東建託)との注目組に入った。