小祝さくらが1アンダー日本勢最高21位で決勝Rへ「守るものは何もない。チャレンジしてできたら」


小祝さくら

小祝さくら

◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第2日(3日、米ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71)

 第2ラウンド(R)が行われ、6打差の18位から出た小祝さくら(ニトリ)が4バーディー、4ボギーの71で回り、通算1アンダー。日本勢最高の21位で決勝Rに進出を決めた。

 「今日はいいスタートが切れたけど、途中からパターが入らない感じになった。でも最後は巻き返すことができて良かったです。今日まではグリーンの真ん中を狙っていたり、(パー5の)2オンできそうなホールも刻んでいた。明日からは予選通過できて守るものも何もないので、そういうところもチャレンジしてできたらなと思います」と充実の表情で語った。

 午後に9番ホールからスタート。10番で約4メートルにつけてバーディーを奪うと、12番では約9メートルをねじ込むバーディー。難関ホールの14番、16番、17番、後半の1番でボギが続いて流れを手放したかと思われたが、3番で約4メートルを沈めてバーディー。6番ではピン奥から下りの約6メートルを決め切り、スコアを取り戻した。

 前週の日本ツアー、リゾートトラストレディスで今季初勝利を挙げ、“強行軍”で20年大会(予選落ち)以来のメジャーに挑んでいる。国内では18年のルーキーシーズンから142戦連続出場を果たした“鉄人”は疲れを感じさせず、好調をキープして、大舞台で実力を発揮している。

 首位スタートで69をマークしたミナ・ハリガエ(米国)と66と伸ばしたミンジ・リー(オーストラリア)が9アンダーで首位に並んでいる。今大会は1番と9番からの変則スタート。日本勢は総勢15人が出場した。

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