
笑顔の稲見萌寧(カメラ・小泉 洋樹)
◆女子プロゴルフツアー リシャール・ミル ヨネックスレディス 最終日(5日、新潟・ヨネックスCC=6475ヤード、パー72)
最終組がハーフターン。首位からスタートした稲見萌寧(Rakuten)が前半の9ホールを2バーディー、ボギーなしの34で回り、通算8アンダーとして2位に2打差をつけて首位をキープしている。
稲見は昨年、東京五輪で銀メダルを獲得。コロナ禍の影響で20年と21年が統合された昨季は9勝を挙げて賞金女王に輝いたが、今季は前週まで13試合で優勝なし。昨季の女王が、いよいよ本来の力を発揮。今季初優勝に向けて勝負のサンデーバックナイン(最終日の後半9ホール)に入った。
2打差の2位に吉田優利(エプソン)が続く。
3打差の3位に穴井詩(GOLF5)が追う。
初の最終日最終組に臨んでいる19歳のルーキー岩井千怜(ホンダ)は前半9ホールでバーディーなしの1ボギー、1ダブルボギーで39と苦戦し、通算1アンダーで13位に後退。千怜の双子の姉の岩井明愛(ホンダ)は11番まで二つスコアを伸ばし、通算2アンダーの7位に浮上している。