稲見萌寧、逆転の2週連続Vへ3差2位 藤田さいき12アンダー首位11年ぶりV“王手”…第3日終了


稲見萌寧

稲見萌寧

◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス 第3日(11日、兵庫・六甲国際GC=6527ヤード、パー72)

 第3ラウンドが終了した。4差4位で出た稲見萌寧が3アンダー、ボギーなしで9アンダーに伸ばして3差2位。今季初優勝を飾った前週のリシャールミル・ヨネックスレディスに続く2週連続Vへ、最終日最終組から逆転を目指す。

 10アンダーで2位に3差をつけて首位スタートした、ツアー5勝を挙げる36歳ベテランの藤田さいきは3アンダー、1ボギーで12アンダーとして首位をキープ。最終日最終組は2018年11月のKKT杯バンテリンレディス以来で、2011年10月の富士通レディース以来、約10年8か月ぶりの6勝目を狙う。

 6差14位から出た、本格参戦1年目の19歳、尾関彩美悠が5バーディー、ボギーなしの猛チャージで9アンダーまで伸ばして2位に急浮上。同世代初優勝をかけて、自身初の最終日最終組で回る。

 この日の最終組で3差2位から出たセキ ユウティンは8アンダーで4差4位、同組でツアー未勝利の工藤遥加は7アンダーで5差8位に後退した。

 前週の全米女子オープンで日本勢最高20位となった小祝さくらは、4差4位からスタートして、7アンダー8位で最終日に向かう。

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