畑岡奈紗は一時首位も3差6位「後半伸ばしきれなかったのは悔しい」 ヘンダーソンがV


畑岡奈紗

畑岡奈紗

◆米女子プロゴルフツアー ショップライト・クラシック 最終日(12日、米ニュージャージー州ストックトンシービュー・ベイC=6190ヤード、パー71)

 3打差の5位から出たツアー通算6勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は5バーディー、2ボギーの68で通算9アンダーで、トップと3打差の6位で終えた。64で回り、12アンダーでプレーオフを制したブルック・ヘンダーソン(カナダ)がツアー11勝目を挙げた。

 畑岡は1番で4メートル、3番パー5では2メートルに2オンからバーディー、4番で2・5メートル、5番で1メートルと好調なショットを軸に序盤に4つスコアを伸ばした。一時単独首位に立ち、前半終了時にはヘンダーソン(カナダ)と首位に並んで折り返した。

 後半は11番パー3でボギー。追う展開の中、14番で5メートルのバーディーパットを決めたが、17番の2メートルなど終盤の好機を生かせず、18番パー5は4オン2パットのボギーで9アンダーとなった。

 ホールアウト後のインタビューで「前半いいペースでバーディーを重ねていけたけど、後半に入りパッティングがなかなか思うように決まらなかった。最後まであきらめずにできたところは良かった。(序盤は)ショットのイメージが良かったので、どんどんピンに打っていくことができた。(15~17番のチャンスに)一筋抜けていったところが今週を通しても多かったので、悔しい。今日のコンディションでは、どんどん伸ばしていかないと勝てないと、途中思っていた。後半伸ばしきれなかったのは悔しい」と振り返った。

 優勝を争った3日間の戦いに「アイアンショットの感覚は良くなってきている」と手応え。その中で「ロングアイアンが少し球が低く出て、スピンが入らずに奥に外してしまうところもあったり、ティーショットが少し左右にブレているので、そこら辺が今後課題かなと思う」と見つめた。次週に向けて「調子も上がってきているので、しっかり優勝争いに絡めるように頑張りたい」と雪辱を誓った。

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