松山英樹、2ホール目で初バーディーも続く12番ダブルボギー…全米オープン


◆男子プロゴルフツアー 海外メジャー第3戦 全米オープン 第1日(16日、米マサチューセッツ州・ザ・カントリークラブ=7254ヤード、パー70)

 今季メジャー第3戦が開幕した。日本勢は7人が出場。10年連続10度目出場の松山英樹(30)=LEXUS=は10番からティーオフし、11番で今大会初のバーディーを奪った。4ホールを終えて1オーバーとした。エリンヒルズで行われた17年には日本人歴代最高に並ぶ2位に入っている大会。昨年のマスターズに続き、男女を通じて日本人初のメジャー2勝目を目指す。

 1893年に最初の6ホールができた米国屈指の歴史ある難コース。日本人初の偉業へ、松山の戦いが始まった。スタート前は長袖のウェアで練習していたが、半袖姿になって10番から出た。11番で約2メートル半に寄せて今大会初バーディーを奪い、大勢の観客から拍手を浴びた。だが、12番は第1打を左林に曲げると、硬いグリーン上で3パットしてダブルボギーとした。

 日本のエースは、今季メジャーは4月に連覇を狙ったマスターズ(14位)、5月の全米プロ選手権(60位)で、いずれも首痛に悩まされていた。開幕前日の15日は会場で調整し、痛みについて「今はない。いい状態だと信じている」と明るい表情を見せていた。過去9度出場し、予選落ちは1度だけと実績を残してきた大会。日本人初となる2度目のメジャーの頂点へ突き進む。

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