松山英樹、ハーフ終えて1オーバー…日本人初のメジャー2勝目へ全米オープン開幕


◆男子プロゴルフツアー 海外メジャー第3戦 全米オープン 第1日(16日、米マサチューセッツ州・ザ・カントリークラブ=7254ヤード、パー70)

 今季メジャー第3戦が開幕した。日本勢は7人が出場。日本人初のメジャー2勝目を狙う松山英樹(30)=LEXUS=が1オーバーで前半9ホールを終了した。初出場の杉山知靖(29)=中央日本土地建物グループ=は4ホールを消化し、イーブンパー。香妻陣一朗(27)=国際スポーツ振興協会=は5ホールを終えて1オーバー。小平智(32)=Admiral=は4ホールを終了し2オーバー。

 1893年に最初の6ホールができた米国屈指の歴史あるコース。日本人初の偉業へ、10年連続10度目出場の松山の戦いが始まった。スタート前は長袖のウェアで練習したが、半袖姿になって10番から出た。11番で2メートル半につけて今大会初バーディーを奪い、観客から拍手を浴びた。だが、12番は第1打を左林に曲げ、ダブルボギー。前半9ホールを1オーバーで終えた。

 日本のエースは、今季メジャーは4月に連覇を狙ったマスターズ(14位)、5月の全米プロ選手権(60位)で、いずれも首痛に悩まされていた。開幕前日の15日は会場で調整し、痛みについて「今はない。いい状態だと信じている」と明るい表情を見せていた。エリンヒルズで行われた17年には2位に入っている大会。日本人初となる2度目のメジャーの頂点へ突き進む。

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