川崎春花は高校時代から自分の思いをしっかり伝えることができる選手…本紙ゴルフ特集でレッスン掲載中


2番、ティーショットを放つ川崎(カメラ・岩田 大補)

2番、ティーショットを放つ川崎(カメラ・岩田 大補)

◆女子プロゴルフツアー ▽今季メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 最終日(11日、京都・城陽CC=6555ヤード、パー72)

 新人の川崎春花(フリー)がツアー自己ベストの64で回り、通算16アンダーで逆転でツアー&メジャー初優勝。19歳133日で大会最年少Vを達成した。地元・京都で4打差4位から出ると観客の声援を背に1イーグル、6バーディー。昨年11月のプロテストに合格した思い出の会場で、ツアーわずか11戦目の新鋭が女子プロの頂点をつかんだ。山下美夢有(21)=加賀電子=は71で13アンダー2位。

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 現在、大阪版ゴルフ特集面で掲載中のレッスンを担当している川崎が、メジャーでツアー初優勝の快挙を成し遂げた。テレビで観戦し、最終ホールで2位に3打差をつけるバーディーパットを決めた時、思わず目頭が熱くなった。

 大院大高時代から取材し、当時から自分の思いをしっかりと人に伝える力を持っている選手だと思っていた。今回の優勝インタビューを聞いていると、言葉に詰まりながらもボランティアや関係者に感謝を伝える姿に心打たれた。

 縁あって、7月に本紙のレッスン取材で再会した。直前のツアーで同組だった稲見萌寧を見て「優勝できるプロは、ミスした時の試合の組み立て方が全然違う」とトッププロのマネジメントを学ぶなど、プロでの奮闘ぶりを聞いた。

 その甲斐あってか、8月のステップアップツアー「山陰ご縁むす美レディース」でプロ初優勝。直後に連絡を取ると、大会では「攻めるゴルフをテーマにして自分のゴルフを貫いた」と明かし、メンタル面での進化も感じた。そこから約2週間後、レッスン取材時に色紙に書いた目標の「ツアー初優勝」をメジャーの大舞台で有言実行するとは驚きしかなかった。

 父・太郎さんが、関西から行ける範囲は車に乗せて遠征に同行する。ステップアップでの優勝時には「プロになってから両親にプレゼントをしていないので何かできれば」と話していた。感謝する両親へ、最高の贈り物ができそうだ。(大阪ビジネス局・三木 勝彦)

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