馬場咲希は藍さんジュニア大会を2位で終え、次は日本女子オープンへ「迷わずやりたい」


大会後、宮里藍さん(左)と記念撮影する馬場咲希(Ⓒエム・プロジェクト)

大会後、宮里藍さん(左)と記念撮影する馬場咲希(Ⓒエム・プロジェクト)

◆第3回 宮里藍インビテーショナルSUNTORY 最終日(25日、PGM石岡GC=6188ヤード、パー72)

 全米女子アマ優勝の馬場咲希(代々木高2年)は3位から出て6バーディー、1ボギーの67で、通算9アンダーの1打差2位で終えた。首位タイから出て68で回った、14歳の叶結衣(福岡・沖学園中3年)が10アンダーで優勝した。

 馬場は「この2日間は自分の中でもショットも悪くなく、バーディーチャンスもたくさん作ることができた。パターがなかなか入らなくて、もっとバーディーを取れたな」と振り返った。宮里藍さんから受けたレッスンでの教えを生かし「競り合った試合で楽しくやれた。学ぶことがたくさんあった」と、笑顔で収穫を強調した。

 この日は「プレー前からマッチプレーを意識していた」と、全米女子アマ優勝時と同じグレーのウェアで臨み「いい試合はできた。後半は結構、勝負という気持ちでした」。29日からの次戦・日本女子オープン(千葉)に向け「手応えはあったので、来週も(クラブ選びや打つ前の決断で)迷わずやりたい」と前向きに話した。

 藍さんは「今後成長する中で、別の視野が持てるようなきっかけになれば」と期待を寄せた。注目を集める馬場を気遣いながら「情報が多い中でいろんなことに惑わされてほしくはない。いろんな声を聞くと思うけど、まだ17歳なので彼女らしいゴルフのスタイルを確立して、ゴルフを楽しんでもらいたい」と、柔らかい表情で語った。

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