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9番、ティーショットを放つ桂川有人(カメラ・豊田 秀一)
◆男子プロゴルフツアー ▽バンテリン東海クラシック 第2日(30日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)
セミの鳴き声も響く強い日差しの下、予選ラウンド2日間が終了した。ツアー1勝で地元・愛知県出身の桂川有人が3打差7位で出て1イーグル、6バーディーで大会最少ストローク記録に並ぶ「63」をマーク。通算11アンダーの単独首位に躍り出た。
初優勝を目指す岡田絃希が3打差の2位。ツアー1勝の大西魁斗、アンソニー・クウェイル(豪州)が7アンダーの3位で追う。平均飛距離ツアー1位で今季1勝の河本力、通算21勝の池田勇太、通算4勝の稲森佑貴は6アンダーの5位で続いた。
アダム・ブランド(豪州)、通算3勝の時松隆光、日米通算8勝の小平智は5アンダーの8位となった。ツアー1勝でプロ2戦目の中島啓太(日体大4年)、通算2勝の大槻智春、アマチュアの岡田晃平(東北福祉大3年)らが4アンダーの11位で続いた。
賞金ランク1位の比嘉一貴、通算31勝の片山晋呉、17年賞金王・宮里優作は、3アンダーの19位となった。大会連覇を狙うチャン・キム(米国)は、1オーバーの48位で決勝ラウンドへと進んだ。
一方で、大会主催の興和と所属契約する星野陸也、通算20勝の谷口徹は3オーバーの74位でともに予選落ち。12年賞金王の藤田寛之は、5オーバーの84位で決勝ラウンドには進めなかった。2009年大会覇者の石川遼は、「腰痛」のために4番終了後、棄権した。