
勝みなみ
米女子プロゴルフツアーの来季出場資格を争う最終予選会は11日、最終の第8ラウンド(R)が行われ、11位で出た勝みなみ(明治安田生命)が6バーディー、ボギーなしの66をマークし、通算24アンダーの5位で45位までが得られる来季出場資格を獲得した。
22位で出た西村優菜(スターツ)は1バーディー、1ボギーの72で回り、15アンダーの24位。来季ほとんどの試合に出場できる目安とされる20位には届かなかったものの、45位までの来季出場権を手にした。
72位で出た識西(おにし)諭里は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75と伸ばせず、4オーバーの75位で、45位までに滑り込むことはできなかった。
勝はラウンド後のWOWOWのインタビューで「いい流れで回れていたので、今日もそのいい流れで回れたらいいなと結構気持ち的にも落ち着いていました。いつも通りでやっていました。(8Rは)長かったです。体力勝負だなと感じたけど、この何年かちゃんとトレーニングを積んだ結果が4日間の、今日のゴルフに出たなと感じたので自信がつきました。来年が楽しみだなと思いました」
「(5位に)まさかそんなに上位に行くなんて思っていなかった。びっくりしたけど、これが精いっぱいやった結果。まだまだ上を目指せるなと感じたし、しっかりトレーニングと練習を積んで、来年はアメリカで頑張りたいと思います。(キャディーを務めた母・久美さんへの思い)母には感謝しかないです。重たいバッグを担いで、すごい大変だったと思う。本当にお疲れさまとありがとうと伝えたいです」
「(来季へ)100ヤード以内でもう少し安定したショットを打てるように。体のメンテナンスもしっかりしないといけない。(日本のファンへ)皆さんの応援が届いて、こうして出場権をつかむことができました。すごい長かったけど、いい経験になったし、来年に向けても雰囲気を味わえたので、来年はアメリカで活躍できるように頑張ります!」