◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 最終日（９日、米ジョージア州オーガスタナショナルＧＣ＝７５４５ヤード、パー７２）
【オーガスタ（米ジョージア州）９日＝岩原正幸】第３ラウンド（Ｒ）の残りと最終Ｒが行われ、２０２１年大会王者の松山英樹（ＬＥＸＵＳ）は６打差５位で最終Ｒを出てショット、パットがかみ合わず２バーディー、５ボギーの７５と伸ばせず。通算２アンダーで、首位と１０打差の１６位でプレーを終えた。日本のエースはホールアウト後、中継局のＴＢＳのインタビューに答えた。
―４日間振り返っていかがですか？
「そうですね。まぁ、ティーショットが良ければ、パッティングがよくなかったり。アイアンが良くなかったり。ちぐはぐして、最後は両方ともうまくいかなかった感じですね」
―第３Ｒ終えて５位。優勝狙える位置でプレーできたことは？
「そうですね。体の状態を考えれば、よくそこの位置にいられたなと。最終ラウンドは思い切り振れていたので。ただ、そのコントロールがなかなかうまくいかなかったという感じですね」
―今週は悪天候にかなり左右された。ゴルフで運を言ってはいけないですが、ティータイムが悔やまれますね？
「そうですね。ま、でも、前の組のラーム（スペイン）がトップなので、何とも言えないですよね」
―苦しい中でもウェッジが素晴らしかった。
「ありがとうございます」
―今後への課題は？
「やっぱり体（首痛や手首痛）が４日間良い状態でプレーできていないのが悔しいです。そこを早く、良い状態で練習も制限なくできるように。できればちょっとした距離感とか、パッティングの練習にもっと時間を費やせると思うので。まず、体のメンテナンスを早く良い形にしたいなと思っています」
―日本のゴルフファンに向けて一言。
「次のメジャーまでにしっかりと準備をして、取れるように頑張りたいと思います」