ヨネックス用具契約の岩井明愛（右）と岩井千怜の姉妹が金色のヘッドカバーとキャディーバックを前に笑顔を見せる（カメラ・今西 淳）
女子プロゴルフツアーのリシャール・ミルヨネックスレディスは２日から３日間、静岡・朝霧ジャンボリーＧＣ（６６８７ヤード、パー７２）で行われる。同大会は例年、新潟・ヨネックスＣＣで行われているが、今年は提携コースの朝霧ジャンボリーＧＣでの特別開催となる。
岩井明愛（あきえ、ホンダ）、千怜（ちさと、ホンダ）の双子姉妹はヨネックスと用具使用契約を結ぶ。１日、プロアマ戦を終えた後、姉の明愛は「ホステスとして試合に出られるのはうれしい。優勝を目指して頑張りたいです」と責任感を漂わせて話した。
２日は大雨予報のため、第１日の競技開催の可否は午前５時３０分に決まる予定。３６ホール、あるいは２７ホールの短縮競技になる可能性もある。厳しいコンディションでの戦いが見込まれるが、妹の千怜は「天候に負けず、プレーで盛り上げられたらいい」と意欲的に話した。
２０歳の双子姉妹は今季、１勝ずつ挙げ、ツアーで大活躍している。５月２９日に千葉・房総ＣＣで３６ホールで争われた全米女子オープン日本予選では明愛が通算１０アンダーで首位通過。すでに世界ランク上位で出場を決めていた千怜とともに初の海外メジャーに挑むことが決まった。「ふたり一緒に出られることはうれしい」と千怜は笑顔で話す。
岩井姉妹は悪天候にも負けず、今週も主役を狙う。