
3番、ティーショットを放つ杉浦悠太(カメラ ・岡野 将大)
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 最終日(3日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
17位から出た杉浦悠太(日大4年)は、2バーディー、3ボギーの71で回り、通算3オーバーの18位で終えた。
2番でバーディーも、3、4番で連続ボギーを叩いた。6番バーディーで、イーブンパーで前半を折り返したが、後半は16番でボギーとスコアを伸ばせず。「上位争いができなかったのが悔しい。すごくドライバーの調子が良くて、狭いホールでもどんどんドライバーで攻めていけたので、悔しいですね」と、4日間を振り返った。
今季は11月のダンロップフェニックス(宮崎・フェニックスCC)でツアー史上7人目のアマチュアVを果たし、プロ転向。「すごく感触がいい一年でした。自信になった」と杉浦。しかし、優勝した蟬川泰果や賞金王の中島啓太ら、同世代は早くもツアーの中心選手として活躍しており、「去年までは一緒にアマチュアの試合に出ていて、ナショナルチーム(アマ日本代表)というのもあってすごく近い存在だった。常に上位で争っている2人なので、(自分は)まだまだ実力的には足りない。差を縮められるように頑張りたい」と満足はしない。
来季の目標は「まずは1勝を」と即答。また、第3日、最終日を同組で回った日大の先輩・堀川未来夢(みくむ)の、チャンネル登録者数32万人のユーチューブチャンネルへの出演も目指す。「出てみたいですね。未来夢さんはギャラリーの方が多くていいなと思った。頑張って、出演しても『誰だ?』ってならないくらいになってから、お願いしたい(笑い)」と、来季のさらなる飛躍を誓った。