パットに苦しみ4位後退の古江彩佳「リズムに乗れなかった」 最終日へ「自分は伸ばすしかない」


古江彩佳

古江彩佳

◆米女子プロゴルフツアー ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ 第3日(20日、米フロリダ州レークノナ・クラブ=6617ヤード、パー72)

 首位タイで出た古江彩佳(富士通)は1バーディー、2ボギーの73でスコアを1つ落として、通算7アンダーで首位と5打差の4位に後退した。

 古江は序盤からチャンスを逃す展開が続き、8番で3パットから初ボギーを喫した。10番で5メートルを決めて初バーディーを奪ったが、12番も3パットでボギーとした。実測232ヤードとティーが前に出た短い14番パー4でバーディーは奪えず、パー。16番で第2打をバンカーに入れ、ピンチを迎えたが、ここは3メートルを決め、ナイスパーセーブとなった。

 73のラウンドに「今日はショットがまあまあ良かったわりには、パターで苦しんだ。3メートルくらいのバーディーパットもいくつかあったが、そこをうまく決められず、リズムに乗っていけなかった」と振り返った。

 フェアウェーキープ率92・8%、パーオン率83・3%とショットは高水準だったが、パット数34とグリーン上で苦戦した。10番の初バーディーの場面を「やっと(入った)。少し長めのが入ってくれて良かった」と振り返ったが、「パットでスピードが合っていないところがうまく決めていけないところ(原因)。そこは難しかった」と悔しそうに話した。

 5打差を追い、22年7月以来のツアー2勝目を目指す最終日へ「自分は伸ばすしかないと思うので、しっかり(パー)セーブもしながら、バーディーチャンスについたところでしっかり入れていきたい」と前を向いた。

最新のカテゴリー記事