ショットよし、アプローチよし、ルックスよし。今季からツアーに本格参戦している江沢亜弥(21)=大東建託=は、人気、実力ともに急上昇中の注目株だ。基本を大事にするショットメーカーの美人プロが「ベーシックゴルフ」と題し、次週(14日付)からレッスンを連載。今回は特別編として、ショットで最も大事な「ビジネスゾーン」について詳しく伝えます。

腰から腰までの「ビジネスゾーン」が大事です

腰から腰までの「ビジネスゾーン」が大事です

 私のモットーは基本を大事にすることです。基本がしっかりしていれば、調子が落ちた時、基本に立ち返り、自分のゴルフを取り戻すことができます。この連載では、基本の大切さを伝えていきたいと思います。

 今、私がスイングで最も気をつけていることは、「ビジネスゾーン」の精度を上げることです。皆さんは「ビジネスゾーン」という言葉を知っていますか? 腰から腰までの間のクラブの動きのことです。ここでしっかり仕事(ビジネス)をすることが重要です。

 具体的な練習方法は、58度のウェッジで30ヤードの距離をしっかり打つことです。両脇をキュッと締めて腹筋に力を入れます。そうすると、体の軸が安定します。バックスイング、フォローで両脇が開いてしまうと、いわゆる手打ちになります。それではボールに力が伝わりません。30ヤードという短い距離ですが、下半身と上半身を同調させて体全体でボールを打つのです。

 30ヤードのアプローチなのにバックスイングが大きすぎる人をよく見かけます。打ちたい距離に対して、テイクバックの量が大きすぎるから、それを無意識に調整をしようとして、インパクトの手前で緩むのです。その結果、右肩が下がり、ダフってしまうことが多い。その悪い癖がフルショットの時に出てきます。

体全体を使い、58度のウェッジで30ヤードの距離を打つ。これが全てのショットの基本です

体全体を使い、58度のウェッジで30ヤードの距離を打つ。これが全てのショットの基本です

 練習場で、いきなり最初にドライバーを振り回す人を見かけますが、私は必ず最初に58度のウェッジで30ヤードのショットを20~30球打ちます。シーズンオフには100~200球、打ち続けることもあります。これは、もちろんアプローチの練習にもなりますが、ドライバーを含めて全てのクラブのショットの基本になるのです。小さい動きを正しく身に付けて徐々に動きを大きくしていきます。ショットは『足し算』。私は、そう考えています。

読者の皆さん。まず、スイングの基本の「ビジネスゾーン」を大事にしてください。

 ◆ビジネスゾーン ゴルフの世界で意味は2つあると言われている。1つは「クラブが最も仕事(ビジネス)をするゾーン」。もう1つは「プロゴルファーが仕事(ビジネス)として食べていけるか決まる大事なゾーン」。

 ◆江沢 亜弥(えざわ・あや)1994年4月21日、埼玉・日高市生まれ。21歳。大東建託所属。3歳でゴルフを始め、埼玉栄高2年時に1学年先輩の渡辺彩香(21)らともに全国高校選手権で団体優勝。13年8月のテストで一発合格。昨年の最終予選会21位で、今季の出場権を獲得。趣味はショッピングとネイルアート。家族は父・利光さん(47)、母・佳子さん(47)、妹・亜季さん(17)。161センチ、53キロ。

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