【江沢亜弥のベーシックゴルフ】フェアウェーの場合はボール位置チェック


ユーティリティークラブはゴルファーの力強い味方です

ユーティリティークラブはゴルファーの力強い味方です

 今回はユーティリティークラブについてお話しします。今のユーティリティーはとても性能が高いので、力強い味方になります。私はロングアイアンではなく、2本のユーティリティー(テーラーメイド・グローレFレスキュー、ロフト角24度の5Uと同27度の6U)をバッグに入れています。

 まず、基本的な考え方を説明します。

 ボールがフェアウェーにあるなら、横から滑らすイメージ。ラフにあるなら上から打ち込むイメージ。そのように私はシンプルに考えています。

 もう少しだけ詳しく説明しましょう。

 フェアウェーの場合、ボール位置に気をつけてください。私はドライバーショットの時、左足のライン上がボールの位置です。平らなライと仮定した場合、フェアウェーウッドは、そこから足幅分、内側。ユーティリティーは、さらにそこから足幅の半分だけ内側にボールを置きます。ボール位置が外側(左側)すぎたり、内側(右側)すぎるアマチュアゴルファーが多いように感じます。ユーティリティーがうまくヒットできない人はボール位置をチェックしてください。

すき間があればユーティリティーでチャレンジ

すき間があればユーティリティーでチャレンジ

なければショートアイアンで刻みましょう

なければショートアイアンで刻みましょう

 次にラフの場合です。ここでは、ライの見極めが重要になります。ボールの沈み具合よりも、クラブが入るボールの手前側をよく見てください。ここにすき間があるか、ないか。すき間があればラフでも打てます。ただ、すき間がなければ、ユーティリティーを諦め、ショートアイアンで刻むことが第一の選択肢になります。

 これから芝が一年で最も元気になる季節を迎えます。特に注意が必要です。

 ◆江沢 亜弥(えざわ・あや)1994年4月21日、埼玉・日高市生まれ。21歳。大東建託所属。3歳でゴルフを始め、8歳から本格的に取り組む。埼玉栄高2年時に全国高校選手権で団体優勝。13年に一発でプロ合格。昨年の最終予選会21位で今季の出場権を獲得。趣味はショッピングとネイルアート。家族は父・利光さん(47)、母・佳子さん(48)、妹・亜季さん(17)。161センチ、53キロ。

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