今平周吾「フェアウェーキープを大事に」連覇へ2差4位発進 FWキープ率&パーオン率は堂々1位


17番ティーショットを放つ今平周吾(カメラ・今西 淳)

17番ティーショットを放つ今平周吾(カメラ・今西 淳)

◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 第1日(7日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 昨年大会覇者の今平周吾(ロピア)は5バーディー、1ボギーの66で回り、首位と2打差の4位と好発進を切った。「グリーンが速かったので、グリーン周りに気を付けていくことと、フェアウェーキープを大事にしていた。それがうまくいった」と、うなずいた。この日のフェアウェーキープ率は94・4%(13/14)で堂々のトップ。パーオン率も88・9%(16/18)で1位とショットが安定した一日となった。

 12番で2メートルを沈めてバーディー先行。15番では第2打をピン奥に1メートルにピタリとつけ、スコアを伸ばした。その後も安定したショット力でスコアを伸ばし、最終9番では右から10メートルを流し込み、多くのギャラリーを沸かせた。

 昨年大会はドライバーを抜き、3ウッドを2本入れる異例のクラブセッティングで優勝を果たした。だが、今年はドライバーをバッグに入れ、この日は10ホールで握った。「(ドライバーの)精度が昨年のスプーン(3ウッド)くらいだったので、全然ドライバーでもいけた」と昨年よりも安定性が増していると話した。

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