◆米女子ゴルフツアー メイヤー・クラシック 最終日(21日、ミシガン州ブライズフィールドCC=6611ヤード、パー72)
首位と5打差の7位で出た山下美夢有(花王)が9バーディー、1ボギーの64と伸ばし、通算17アンダーで並んだロッティ・ウォード(英国)とのプレーオフを制し、今季初優勝。ツアー通算3勝目を手にした。今季ツアー16試合目での日本勢初優勝となった。
18番パー5でのプレーオフ1ホール目。勝負を決する1メートル強のバーディーパットを沈めると、右拳を握った。「今週に入ってリズム良くスイングしていたし、自信を持って打てていた。ボギーを打つこともあったけどうまく切り替えることができて、その分チャンスも増えてくれた」と笑顔で振り返った。
前半だけで5つ伸ばし、首位を捉えて折り返すと、10番では10メートル超のロングパットをねじ込み、11番パー3ではティーショットを50センチにからめて連続バーディー。15番は3パットでこの日唯一のボギーを喫したが、18番をバーディーで締めた。17アンダーのトップタイでホールアウトしたが、直後にウォードが17番でバーディーを奪い2位に後退。勝利は遠のいたかと思われたが、ウォードは18番をボギーとしプレーオフに突入という激動の一日だった。
初優勝の25年AIG全英女子オープンは逃げ切りだったが、昨年11月のメイバンク選手権も8打差11位からプレーオフに持ち込んでの大逆転だった。「逆転の山下」が、次週の全米女子プロ選手権でのメジャー2勝目へ弾みをつけた。

