◆米女子ゴルフツアー メイヤー・クラシック 最終日(21日、ミシガン州ブライズフィールドCC=6611ヤード、パー72)
首位と5打差の7位で出た山下美夢有(花王)が9バーディー、1ボギーの64と伸ばし、通算17アンダーで並んだロッティ・ウォード(英国)とのプレーオフを制し、今季初優勝。ツアー通算3勝目を手にした。今季ツアー16試合目での日本勢初優勝となった。
18番パー5でのプレーオフ1ホール目。勝負を決する1メートル強のバーディーパットを沈めると、右拳を握った。2022、23年に日本ツアーの年間女王に輝き、昨年から米ツアーに本格参戦。「今年に入ってなかなか自分らしいプレーができていなかったが、こうして優勝につながってくれたことは自信になる。引き続きメジャーも残っているので頑張りたい」と笑顔で言った。
前半だけで5つ伸ばし、首位を捉えて折り返すと、10番では10メートル超のロングパットをねじ込み、11番パー3ではティーショットを50センチにからめて連続バーディー。15番は3パットでこの日唯一のボギーを喫したが、18番をバーディーで締めた。17アンダーのトップタイでホールアウトしたが、直後にウォードが17番でバーディーを奪い2位に後退。勝利は遠のいたかと思われたが、ウォードは18番をボギーとしプレーオフに突入という激動の一日だった。
この日は父の日。コーチで父の勝臣さんに、最高のプレゼントを贈ることができた。「現地には来られなかったけど、こうして優勝を届けることができて良かった」と感謝の思いを口にした。25日開幕の全米女子プロ選手権で、25年AIG全英女子オープン以来のメジャー2勝目を目指す。

