西郷真央は31位「悔しい一日」「しっかり体を休ませながら…」 メジャー初V翌週は上位ならず


◆米女子プロゴルフツアー ブラックデザート選手権最終日(4日、米ユタ州・ブラックデザート・リゾートGC=6629ヤード、パー72)

 新規大会の最終ラウンド(R)が行われ、西郷真央(島津製作所)は5バーディー、3ボギーの70で回り、通算10アンダーの31位で終えた。

 西郷は出だし1番でボギーをたたき、5番で取り返したが、8番、9番と連続ボギーに泣いた。それでも、後半は12番と13番、17番と18番でそれぞれ連続バーディーを奪った。

 前週のシェブロン選手権でメジャー初優勝を飾って乗り込んだ大会。疲労も蓄積する中、第1Rで3番、4番と連続ボギーでスタートするなど苦戦した。それでも、第3Rは67と巻き返し、最終Rのバックナインを4つのバーディーで締めた。

 西郷は大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ「今日一日すごいもったいないプレーも多かったので、悔しい一日だった」と振り返った。

 ◆西郷に聞く

 ―最終ラウンドを振り返って。

 「バーディーフィニッシュでしっかり伸ばせたのは良かったけど、今日一日すごいもったいないプレーも多かったので、悔しい一日だった」

―チャンスにつけながらも決めきれない場面もあった。

 「1週間を通して、なかなかパッティングが決まってくれなかったし、短いショートパットも何回も外してしまったので、それが上位にいけなかった原因かなと思う」

―ショットの手応えを感じていた。

 「昨日までの3日間はより良かったと思うけど、今日はちょっと納得いかないショットも多々あったので、4日間いいショットを続けるのはすごく難しいなと感じた。ただ、ティーショットは4日間通してすごくいい状態をキープできてた。こういったティーショットの精度を続けていけるように頑張りたい」

 ―メジャー覇者として迎えた今大会。独特なコースでプレーした。

 「打っていくところがみんな違ったり、攻め方もいろんな種類があったけど、割とアグレッシブに攻められた。多少の運要素もありながら、バーディー合戦のコースだなと感じた。自分がこういった伸ばし合いのコースでも上位にいけるように今後頑張っていきたい」

 ―変えたい部分は。

 「グリーン周りでもうちょっとスコアメイクできるようにしたいと、今週1週間プレーして感じたので、今後の課題として持っていきたい」

 ―今後に向けて。

 「しっかり体を休ませながら、試合にいいパフォーマンスができるように自分の状態を持っていきたい」

最新のカテゴリー記事