
2番ティーショットを放つ鶴岡果恋(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー 北海道meijiカップ 最終日(10日、北海道・札幌国際CC島松C=6642ヤード、パー72)
最終ラウンドが行われ、プロ8年目の鶴岡果恋(明治安田)は2位に終わり、初優勝を逃した。首位と4打差の8位から出て4バーディー、1ボギーの69で通算8アンダー。優勝した河本結(リコー)と1打差で終えた。
出だし1番と3番でバーディー奪取。7番で1つ落としたが、12番、13番で連続バーディーを奪って首位浮上した。同組の河本に1打リードされて迎えた最終18番。約10メートルのバーディーパットは「フック(右から左に曲がるライン)を読み過ぎた」とわずかに外れ、優勝には届かなかった。
鶴岡はホールアウト後、「途中、ボードを見たらいい位置にいるなと分かったので、攻めないとな、パターだけショートしないように気をつけてやっていた」と振り返った。
プロ8年目の鶴岡は、前々週の大東建託・いい部屋ネットレディスは自己最高の2位。今大会は開幕前日のプロアマ戦を体調不良で欠場した中、初優勝まであと一歩に迫るプレーを見せた。結果は2位に終わり「悔しいけど、大東建託からいい流れでゴルフができている。自分としては満足かな。大東建託と今週で自信になった」と話した。