
18番でバーディーを奪い声援に応える都玲華(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー CATレディース 第1日(22日、神奈川・大箱根CC=6652ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、21歳ルーキーの都玲華(大東建託)が5バーディー、1ボギーの4アンダー68で回り、首位と3打差の8位と好スタートを切った。
3番で伸ばした後、4番パー3で唯一のボギーをたたいたが、5番でバウンスバック。9番、11番で伸ばし、最終18番は10メートル超のパットをピンそば1メートルまで寄せてバーディーを重ねた。「ショットが安定していて、ピンチも少なかった。チャンスもあって、欲張りなことを言うと、もう少し決めたかったのが本音です」と振り返った。
一方で、課題に挙げてきたパッティングが改善した。21日の練習で「左の肩の締まり感があったら、思った初速で打ち出せるなと。左手で素振りして、左から構えて、左に(右手を)添えるようにしたら、カチっとハマった感じがした」と発見があったという。この日は「3パットが『いつぶりだろう?』と思うくらいなくて、そこはすごいよかった」と手応えを語った。
前週から鼻水やせきが止まらず、17日に通院。発熱はないが、この日は鼻水をすすりながらラウンドした。「鼻水がず~っと出てて、箱ティッシュをキャディーバックに入れて、半分くらいなくなった。でも、元気です! 完璧すぎないぐらいが、自分に期待しすぎなくてちょうどいいのかな。」。下手に力みすぎず、好スコアにつながったようだ。