今平周吾が挑む 尾崎直道以来25年ぶりの連覇 日光東照宮で「パワー感じた」


大会連覇に挑む今平周吾(カメラ・高木 恵)

大会連覇に挑む今平周吾(カメラ・高木 恵)

◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 練習日(15日、栃木・日光CC=7238ヤード、パー70)

 昨年覇者の今平周吾(ロピア)は開幕前日、10番からのインコース9ホールをラウンド。「ラフがしっかり長くてグリーンも硬め。気を使いながらやっていかないといけない。日本オープンらしいセッティング」と警戒した。

 2週前のバンテリン東海クラシックで最終日最終組を回り3位に入るなど、いい流れでディフェンディング大会を迎える。「だいぶ調子は上がってきている。今週も1打でも少なく、一日一日やっていきたい」と意気込みを語った。

 試合がなかった前週は栃木まで足を運び、日光CCを1度回り、準備を進めてきた。14日に歴代優勝者によるチャンピオンズディナーに出席。世界遺産の日光東照宮の客殿でウェルカムドリンクと記念撮影、その後、日光市内のレストランに場所を移して食事をした。「日光東照宮は緊張感があた。パワーを感じた」と特別な時間を振り返った。

 両親が日光CCのメンバーだ。中学、高校の頃から年に2回ほどラウンドする機会があった思い入れの強いコースでもある。優勝者には来年のマスターズと全英オープンの出場資格が与えられる。「優勝したら出られるので頑張りたい」。1999、2000年の尾崎直道以来25年ぶりの連覇を成し遂げ、2枚のメジャー切符を手にする。

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