ダンロップフェニックス世界基準へ改造 7117ヤード、パー70で開催 75ヤード増もパー5は1減


会見に出席した(左から)白浜孝浩さん、片桐孝一さん、青木功さん、中森一将さん、長田将明さん(カメラ・高木 恵)

会見に出席した(左から)白浜孝浩さん、片桐孝一さん、青木功さん、中森一将さん、長田将明さん(カメラ・高木 恵)

 男子プロゴルフツアーのダンロップフェニックス(11月20~23日、宮崎・フェニックスCC)の記者会見が27日、宮崎市内で行われ、コース改造の全容が発表になった。総距離は75ヤード伸びながら、パー71から70に変更になった。

 名誉トーナメントアドバイザーの青木功氏が5度コースを視察し、戦略性と難度を高めたコースセッティングを助言してきた。会見に出席した青木氏は「パー72だと7600ヤードが今の世界基準。これまでは7200ヤードなくパー71だったから、いろんなことを考えて4番をパー4でやる形にした」と説明した。

 4番は55ヤード短い512ヤードになり、パー5からパー4になる。1番は使用ティーが変更になり、30ヤード伸びて416ヤードに様変わりする。

 また、4つのホールでティーイングエリアが新設された。2番は32ヤード伸び、468ヤード。7番は19ヤード伸び540ヤード。15番は22ヤード伸び487ヤード。17番(パー3)は27ヤード伸び213ヤードのティーが新たに完成した。

 距離に加え、2、7、15番ではフェアウェーラインの変更も施した。「ただ真っすぐ打つだけじゃなく、いかに選手の技術を引き出すかを追求した。ピン位置もこれまで切ったことのない位置に変えることを考えている」と明かした。

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