
4番、バーディーパットを決めて、ギャラリーの声援に応える鈴木愛(カメラ・馬場 秀則)
◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 最終日(19日、熊本・熊本空港CC=6595ヤード、パー72)
ツアー通算22勝の鈴木愛(セールスフォース)は4バーディー、1ボギーの69で回り通算13アンダー。同じく首位で出た高橋彩華(サーフビバレッジ)に1打届かず2位だった。「9アンダーが出た次の日にしては、すごくいいゴルフができた。ショットはそれなりに安定していたけど、本当に運がなかった」と肩を落とした。
12アンダーで並んで迎えた8番パー3で、「めっちゃいいショット」と振り返った第1打がグリーン左手前バンカーのアゴ付近へ。10メートル超のパーパットをねじこみ、ピンチを切り抜けた。9番パー5で第3打を1メートル弱にからめてトップを捉えて折り返したが、後半も流れは来なかった。14、15番のティーショットが続けてディボット跡に。「最高のショットを2回打ってディボットだったので、ちょっとついていないなと」。苦しい展開ながら、最後までしぶとく食らいついた。
前週から体調不良に見舞われている。鼻が詰まり、日常生活にも支障をきたした。「両鼻が何時間も詰まっていて、夜中も詰まりっぱなしで、これほんまに呼吸できんようになって死ぬと思った」。薬を服用し多少回復はしたものの、本調子とは言えないコンディションで優勝争いに加わった。「11番から14番で決め切れなかったのはもったいなかったし大きかったけど、あとは本当にいいゴルフだった」。「苦手」と公言するコースでつかんだ手応えを、次戦以降につなげていく。

