
2番、ティーショットを放つ高橋彩華(カメラ・馬場 秀則)
◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 最終日(19日、熊本・熊本空港CC=6595ヤード、パー72)
高橋彩華(サーフビバレッジ)がともに首位で出た鈴木愛(セールスフォース)との一騎打ちを制し、2週前のヤマハレディースに続く今季2勝目、通算4勝目を挙げた。5バーディー、1ボギーの68で回り、大会記録に並ぶ通算14アンダーで1打振り切った。
2打差をつけて迎えた最終18番パー5。高橋の3メートルのバーディーパットは左へ抜けたが、カップまではわずか20センチ。鈴木のイーグルトライは外れており、この時点で優勝は決まったも同然だった。ウィニングパットを残すのが通例だが、高橋はマークをしなかった。
鈴木のバーディーパットより前に“お先”で沈めて決着。「あれ? 入れられたらプレーオフ? ってなっちゃって。てんぱった感じのまま打っちゃった。入れてよくよく考えたら、マークすれば良かったなと」。淡々と歓喜の瞬間を終え、苦笑いだった。
ヤマハレディースは18番での劇的なイーグルで並び、プレーオフを制した。今週はトップからの逃げ切り優勝。ツアー22勝の鈴木との一騎打ちを勝ちきった。「自信にはなった。すごく長い18ホールのプレーオフをやったような気分。ヤマハの5倍疲れた」と息をついた。
今季2勝一番乗りを、熊本で達成した。自分へのプレゼントは決めている。「今週まだ馬刺しが食べられていないので、帰りに食べて帰りたい。時間がなくて今年は食べられていなかった。優勝のご褒美で一番高いのを食べて帰ります」と笑顔で言った。

