
11番、ティーショットを放つ小祝さくら(カメラ・山崎 賢人)
◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス 第1日(27日、北海道=釧路CC鶴居東C=6640ヤード、パー72)
ツアー史上初の道東開催で、北海道・北広島市出身でホステスプロの小祝さくら(ニトリ)が3バーディー、1ボギーの2アンダー70で回り、好スタートした。後半8番の3パットのボギーが悔しい。「もったいなかった。後半は流れがあまり作れなくて、納得のいかないゴルフだった。ティーショットが曲がりだして、耐えるゴルフになってしまった。ティーショットが問題」とスッキリしない表情だった。
前半13番で85ヤードの2打目を1メートに絡め、18番パー5でもバーディーを奪い折り返すと、3番で7メートルを沈めて3アンダーに伸ばした。いい流れに乗りかけた頃、滝のような雨が降り出した。5番のティーショットを打つ前だった。降雨によるコースコンディション不良のため午前10時55分から中断に入り、現場で35分待機。「そこまではいいゴルフをできていたけど、体が固まる感じはあった。仕方ないかなという感じ」と受け入れた。
2日前の25日だった。コースからホテルに帰る途中、国の天然記念物「タンチョウ」4羽を目撃した。「ダチョウ?」。小祝は車内から、二度見した。「めっちゃでかくて、ダチョウかと思った。もうちょっとちゃんと見たかったけど、すぐに通り過ぎたので。え、ダチョウじゃん、って感じだった」。北海道東部に生息する「タンチョウ」は全長150センチ、体重10キロ近い大型のツル。世界最大の鳥「ダチョウ」と勘違いする天然っぷりを発揮した。
2024年大会は海外メジャー全英女子オープンと重なり、昨年は左手首痛のため欠場を余儀なくされた。3年ぶりとなるホステス大会で、恩返しの結果を残したいところ。「好スタートという感じは自分の中ではあまりない。まだ初日が終わったばかりなので、明日から伸ばせるように頑張りたい」。幸運の鳥とも言われる「タンチョウ」との遭遇を吉兆に、今季初優勝へ進む。(高木 恵)

