【男子ゴルフ】ツアーNO1の飛ばし屋・河本力が7アンダーと好発進「勝ちたい欲はめちゃめちゃある」4年ぶり3勝目へ絶好調


ティーショットを放つ河本力(カメラ・星野浩司)

ティーショットを放つ河本力(カメラ・星野浩司)

 ◆男子プロゴルフツアー Sansan・KBCオーガスタ 第1日(27日、福岡・芥屋GC=7293ヤード、パー72)

 2022年大会覇者でツアー2勝の河本力(りき、大和証券)が8バーディー、1ボギーで7アンダーの65をマークし、前半スタート組を終えて首位と1打差の3位と好発進した。

 今季平均飛距離1位の319・6ヤードを誇る飛ばし屋が、アイアンショットやパットでも魅せた。

 前半の13番パー5は2オンに成功し、14番は残り110ヤードの第2打を「すごく満足のいくショットだった」と約50センチのベタピン。15番は4メートルを沈め、3連続バーディーを奪った。18番はピンそば2・5メートルに2オン、6番は5メートルを決めてパー5でバーディーを重ね「ティーショットがすごく安定していたので、チャンスを多く作れた」とかみしめた。

 6月中旬に大会がなかった3週間で、体の使い方を見直した。「歩き方とかを全部、1回リセットした」。トレーナーの指導を受け、両肩が内向きに丸くなる「巻き肩」になって腰をそる姿勢を改善。プレー中も私生活でも「しっかり軸のある歩き方をしよう」と努めてきた。

 球を打って、歩くことを繰り返すゴルフ。以前は特に登り坂などで巻き肩で下を向いて歩くことがあったが、歩行時に良い姿勢をキープすることで「アドレスがすごく奇麗になる」と効果を実感している。7月以降の直近2戦は7位、12位と安定した結果を残し「すごく状態が良いまま、やりたいことがやれている。ミスも少ないし、すごく順調だと思う」とうなずいた。

 今大会のスタート時の入場曲には、親交が深い人気男性ラッパー、G―k.i.dの「TOP」を2年連続で選曲。2年前までは毎年、楽曲を変えてきたが、G―k.i.dから「勝つまで(同じ曲を)かけちゃえばいいんじゃない?」と勧められ、勝負曲として選び続けている。

 2勝目を挙げた22年を最後に優勝から4年間遠ざかっている。「勝ちたい欲はめちゃくちゃある。去年も勝てる試合も何回もあった。今は優勝したいけど、とらわれすぎると良くない」と河本。前週、ツアー最多94勝の尾崎将司さん(昨年12月死去、享年78)の追悼大会で、生前の肉声をAIで生成したメッセージ「優勝は、するものだぞ」を胸に刻み「そういうマインドで僕もいきたい」と4年ぶり制覇を目指す。

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