
12番、笑顔を見せる朴炫径(カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー 延田グループ・マスターズGCレディース 第1日(22日、兵庫・マスターズGC=6520ヤード、パー72)
6月に日本ツアー初優勝を飾った韓国出身の26歳、朴炫径(パク・ヒョンギョン)が日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)入会後の初戦に臨み、5バーディー、2ボギーで3アンダーの69で回り、9位でホールアウトした。
「今日は天気が良くて、明るい感じの色を着よう」と緑色のウェアを選んだパクが、前半だけで5つ伸ばすロケットスタートを切った。
11番で3メートルを沈めると、13番で4メートル、14番パー3(150ヤード)は向かい風の中で5アイアンで放った第1打を30センチにピタリと寄せて連続バーディー。17番はグリーン左カラー約4メートルからパターで決め、18番は残り約145ヤードから6アイアン「今日のベストショット」と50センチのベタピンで伸ばした。
だが、後半は一転してスコアを伸ばせない展開。5番で初ボギーをたたくと、7番パー3は第1打をグリーン右ラフに外し、アプローチを寄せ切れずに落とした。「今月に入って一番いいショット感だった。後半は風を読めなくてスコアを落としたけど、初日としてはいい感じで終わった」と振り返り、「カゼ、ムズカシイ…」と日本語で話した。
8月末に左足首を捻挫し、韓国ツアーに出場できずにリハビリに励んだ。痛みは残っているが「スイングは問題ない。坂道はなるべく避けて歩いた」。後半からショットが乱れてスコアを落としたが、3アンダーで終えた。
韓国ツアー8勝を誇り、「キュート」と「ビューティフル」を合わせた「キューティフル」が愛称。「イ・ボミ2世」との呼び声が高い人気プロだ。日本ツアーメンバーとしての初戦は多くの観客を引き連れ「ティーショットの時からずっと緊張していた」。同組の小祝さくら、都玲華から「かわいいね!」と何度も言われたそうで「気分よくプレーできた」と笑った。
初日を振り返り「パー5でバーディーが1個も取れずに残念だった」と反省。日本ツアー5戦目で2勝目がかかる2日目に向けて「日本に来る前に「ショットが不安定で調子が出なかった。今回は優勝という目標より、いいショットを何回もしたい。その感覚を持って帰国したい」と目の前の一打一打に集中する。(星野 浩司)

