
ゴ女①、ゴ男①、
◆男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ プロアマ戦(21日、千葉・成田ヒルズCC=7105ヤード、パー71)
5月の関西オープンで13年ぶりの優勝を果たした藤本佳則(国際スポーツ振興協会)は、最終日の25日に37歳の誕生日を迎える。「やばいですね。数字だけ見ると40手前ですよ。でも気持ちはまだルーキーです。体は年相応だけど」。痛みを覚える腰をさすりながらも、ベテランは明るい表情を浮かべた。プロ15年目の今も、志にかげりはない。
昨秋から調子を取り戻し、今季の復活劇につなげた。「36歳になるあたりから予選を通り始めて、だんだん良くなっていった。いい年だった」とこの一年を振り返った。37歳を目前に控え「やっとスタートラインに立てた」。若い頃のように、ただがむしゃらにとはいかない。体と相談しながら練習に取り組む日々にも、伸びしろを感じている。
7年ぶりの米ツアー参戦となった2週前のベイカレント・クラシック・レクサスも、藤本に大きな刺激を生んだ。「いろんな選手を見られたし、向上しないとあかん部分も見えた」。プロアマ戦が行われた開幕前日、自身は出場者リストに入っていなかったが、午前6時半にコースに姿を見せた。東北福祉大の2学年後輩の松山英樹、ミンウ・リー(オーストラリア)らの練習を食い入るように見入った。
「何歳までやりたいとか、そういうのは1ミリもない」というのが正直な胸中だ。全力の「今」を大切に過ごしている。「頭を使いながらうまくなっていきたい。今までは、がむしゃらにやってきた。気合と根性だったけど、頭を使わなあかんよねっていう。考えてやらなあかんよねっていう年齢。バースデーVか…できたらいいですね」。目の前の一打と向き合いながら、次の勝利を目指していく。(高木 恵)

