【女子ゴルフ】勝みなみ「ラッキーだったけど申し訳ない」まさかのハプニングで池ポチャ免れる


6番でバーディーパットを決めた勝みなみ。初日4アンダーで7位で付けた(カメラ・今西 淳)

6番でバーディーパットを決めた勝みなみ。初日4アンダーで7位で付けた(カメラ・今西 淳)

◆米女子プロゴルフツアー TOTOジャパンクラシック 第1日(5日、茨城・太平洋C美野里C=6598ヤード、パー72)

 米ツアー本格参戦4年目で未勝利の勝みなみ(28)=明治安田=が5バーディー、1ボギーで4アンダーの68をマークし、首位と2打差の7位と好発進した。悲願の初優勝と、1998年度生まれの「黄金世代」で通算60勝目を飾る。山下美夢有(みゆう、25)=花王=、岩井明愛(あきえ、24)=ホンダ=、高橋彩華(さやか、28)=サーフビバレッジ=が6アンダーの首位で並んだ。

 勝が大ピンチを救われた。3番パー3。5ユーティリティーで第1打を左の池方向に曲げたが、男性ボランティアの体に当たり、池ポチャを免れた。すぐに駆け寄って謝罪し、サイン入り手袋とボールを手渡した。残り35ヤードから1メートルに寄せてパーセーブ。「結果的にラッキーだったけど、本当に申し訳なかったです。あのパーがあったから今日の4アンダーがある。おじさんに感謝です」と胸をなでおろした。

 出だし4ホールはショットが左右に曲がり「最悪だったけど、途中からすごい良くなった」。窮地を乗り越えた後の6番で8メートルを沈め、17番パー5は2オン、18番は3メートルに寄せて2連続バーディー締め。早朝の雨と冷え込みが落ち着いた午前11時頃に最終組でカッパを着て出たが「暑くて汗をかきすぎた。体は燃えている」。熱い体と心で好スコアをたたき出した。

 米ツアー参戦4年目で未勝利が続く。今季は山下、桑木志帆、西村優菜、吉田優利と日本勢4人で計6勝。仲間が優勝する度、祝福のシャンパンをかけ続けてきた。毎回、泡を豪快に飛ばし、吉田優から絶賛される腕前に。勝は「うれしさと同時に悔しさがある。そろそろ自分もかけてほしい。シャンパンを飲みたい」と念願の初Vを切望した。

 「黄金世代」は自身や畑岡奈紗、渋野日向子ら計15人でツアー最多59勝を挙げ、節目の60勝目が待たれる。勝は「いいスタートを切れた。明日はバーディーをたくさん取りたい」。2週連続優勝中の日本勢の波に乗り、今度こそ頂点をつかむ。(星野 浩司)

 ◆1998年度生まれの「黄金世代」 国内ツアーで12勝の小祝さくら、同8勝の勝みなみ、同7勝(日米共催含む)の畑岡奈紗、ともに6勝の渋野日向子と河本結、同5勝の原英莉花、同4勝の高橋彩華ら。優勝者合計15人、59勝はいずれも最多の世代。今季は高橋が2勝、河本が2勝と計4勝を挙げている。

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