勇太「風が難しかった」谷原とともに無念予選落ち


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー初戦 マスターズ第2日(7日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC、7435ヤード=パー72)

 26位スタートの昨季の日本ツアー賞金王・池田勇太(31)は2バーディー、7ボギーの77で7オーバーの54位で、1打及ばずに予選落ちした。

 池田が強風の影響を受けたパットに泣いた。予選突破に1打及ばず「風が難しかった。自分の技術が足りなかった」と唇をかんだ。1、2番とも1・5メートルのバーディーパットを外し、10番では1メートルのパーパットを外すなど5ボギーと急失速。6年ぶり3度目の夢舞台を「これだけ難しいのは初めてでいい経験になった。毎年出場を続けることは目標にしたい」と総括した。

 10年ぶり2度目の出場の谷原秀人(38)=国際スポーツ振興協会=も、54位で出て1バーディー、6ボギー、1トリプルボギーの80と崩れ、12オーバーの84位で予選落ちした。

 谷原は1番で痛恨のトリプルボギーをたたき、初出場の07年と同じ予選落ち。グリーン奥からの難しい第3打のアプローチを「エッジぎりぎりに落とさないと寄らない」と狙ったが、トップしてバンカーへ。1度で出せず5オン2パットだった。全体的に飛距離とパーオン率で苦戦し「悔しいですけど力不足。球筋も球の高さも。もう一回出直して来いってことでしょうね」と疲労の色をにじませた。

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