石川遼の弟・航が日体大合格 4年後のプロ転向を視野に


石川航

 男子ゴルフの石川遼(26)=カシオ=の弟・航(17)=県浦和高3年=が日体大の入学試験に合格したことが5日、分かった。これまでのゴルフの成績を考慮された上で書類選考や面接試験を経て合格。「小論文もあって、テーマはスポーツについて書きました」と笑顔を見せた。来春から同大ゴルフ部の寮で生活するか検討中で、今後は学生の大会を中心に出場する。

 埼玉県内有数の進学校に通い、夏頃は高校卒業後すぐのプロ転向を考えていたが、練習環境が整い、同級生の実力者が多く進学する日体大に進路変更。男子ツアーの出場権を懸けた予選会への挑戦は「4年生になって考えます」とし、4年後のプロ転向を視野に入れてレベルアップに励む。この日は千葉県内で遼や他のプロらとともに、関係者との懇親コンペに参加した。

 ◆石川 航(いしかわ・わたる)2000年2月23日、埼玉・松伏町生まれ。17歳。父・勝美さんと兄の影響で5歳でゴルフを始め、県浦和高2年時に埼玉県ジュニア選手権、埼玉県ゴルフ選手権、関東高校ゴルフ選手権で優勝。国体6位。ツアーは通算3試合でいずれも予選落ち。得意クラブはドライバーで平均飛距離260ヤード。170センチ。

 ◆日体大ゴルフ部 1967年創部。部員数は男子18人、女子14人。主なプロゴルファーは室田淳(日体大客員教授)、細川和彦、伊澤利光、成田美寿々ら(伊澤、成田は中退)。

最新のカテゴリー記事