美人プロ原英莉花が首位浮上 2打差以内に6人の大混戦


1番で、カメラにくまモンの缶バッジを見せる原英莉花

1番で、カメラにくまモンの缶バッジを見せる原英莉花

 ◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 最終日(21日、熊本空港CC=6428ヤード、パー72)

 最終組がハーフターンした。5位からスタートした美人プロ原英莉花(20)=日本通運=が前半の9ホールを3バーディー、ボギーなしの33で回り、通算7アンダーとして首位に浮上した。平均飛距離ランク8位(243・12ヤード)。尾崎将司(72)=I.S.T=のまな弟子でスケールの大きなゴルフが持ち味の新鋭が念願の初Vを目指して、勝負所のサンデーバックナイン(最終日の後半)に向かった。

 韓国の李知姫(40)=フリー=も通算7アンダーで首位。1打差の3位に前年覇者の比嘉真美子(25)=TOYO TIRES=、韓国のイ・ソルラ(28)=九電工=が続く。さらに1打差の5位に葭葉ルミ(26)=富士住建=、韓国の黄アルム(31)=フリー=が追う。2打差以内に6人がひしめく大混戦となっている。

 首位タイからスタートした大西葵(24)YKK AP=は2番パー4で大トラブル。第1打を左バンカーに入れ、第2打を右にOB。打ち直しの第4打でもグリーンに乗せられず、結局、5オン2パットで痛恨のトリプルボギーをたたいた。前半40と崩れ、通算2アンダーで12位に後退した。

 「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ(28)=NOW ON=は14ホールを消化し、通算4オーバー。この日は、シャツ、膝上22センチ(推定)の超ミニスカートともにショッキングピンクの鮮やかな色のウェアで登場。「裏街道」と言われる10番スタートにもかかわらず、アン・シネ目当てに集まった多くの男性ギャラリーに衝撃を与えた。

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