186センチ星野陸也が単独首位発進! 最年少V&ベンツのWゲットへ「しっかり自分のゴルフを」


17番で第2打を放つ星野陸也

17番で第2打を放つ星野陸也

 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(5日、東京よみうりカントリークラブ=7023ヤード、パー70、観衆3274)

 今大会最年少の星野陸也(23)=フリー=が7バーディー、2ボギーの「65」で回り、2位と1打差の単独首位で初日を終えた。超高速グリーンが名物の最終18番パー3では、2メートルのパーパットを外しボギー締めとなってしまったが「その前にしっかりバーディーを取れてて良かった。今日はショットがすごく良かった。予想より良いスコアでした」と笑顔を見せた。

 今季の国内ツアーで部門別データの総合ポイントランキング(メルセデス・ベンツ賞)では現在、今平と1ポイント差の2位につけている。今大会が終わって1位の選手には、1台1100万円以上のベンツSクラスがプレゼントされるだけに「ランキングの1位も目標のひとつです。高級車はなかなか手に入らないので、もらったら気をつけて運転します」とやる気は十分。優勝すれば大会最年少V、そして夢のベンツゲットへの可能性も大きく広がるため「まずは優勝を目指してやって、しっかり自分のゴルフをしてポイントもついてきてくれたらいいなと思います」と意気込んだ。

 今大会には2年連続2度目の出場だが「上位の人しか出られない大会だと思うので、出られるのは光栄なこと。周りのサポートがあってここまで来られています」と感謝の気持ちも忘れない。今大会では2010年に優勝した藤田寛之以降、9年連続で初日をアンダーで回った選手しか優勝していない。身長186センチの若手のホープが、このまま首位の座を守り抜けるか。

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