木下稜介が日本人トップの6位で初メジャーの全英切符を獲得 クーチャーが逃げ切って優勝


 ◇アジアンツアー共同主管男子プロゴルフツアー SMBCシンガポールオープン 最終日(19日、シンガポール・セントーサGCセラポンC=7397ヤード、パー71)

 強烈な日差しと暑さの中、全競技が終了した。単独首位で出た2016年リオ五輪銅メダルのマット・クーチャー(41)=米国=が4バーディー、1トリプルボギーの70で回り、通算18アンダーで大会初優勝を飾った。

 リオ五輪金メダルのジャスティン・ローズ(英国)が3打差の2位。大会連覇を狙ったジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)が、14アンダーの3位に入った。

 今大会はジェーンワタナノンド、クーチャー、ローズ、ステンソンの有資格者4人を除き、12位以内に入った上位4人に7月のメジャー、全英オープン(ロイヤル・セント・ジョージズGC)出場権が与えられる。

 13アンダーの4位に入った17歳の金柱亨(韓国)。12アンダーの5位となったR・T・リー(カナダ)。67で回った木下稜介、P・サクサンシン(タイ)が11アンダーの6位に入り、全英オープン切符を獲得した。

 日本ツアー1勝の大槻智春、日本ツアー2勝の飛ばし屋・星野陸也は8アンダーの11位となった。日本人の父とタイ人の母を持つコウスケ・ハマモト(タイ)は7アンダーの14位。日本ツアー通算21勝の池田勇太は6アンダーの16位。18年日本オープン王者の稲森佑貴、出水田大二郎、堀川未来夢は5アンダーの18位で終えた。

 リオ五輪銀メダルのヘンリク・ステンソン(スウェーデン)は4アンダーの23位。67をマークした石川遼選手会長は3アンダーの24位。12年日本ツアー賞金王・藤田寛之は1アンダーの32位となった。

最新のカテゴリー記事