河本結が71で2打差の4位浮上…日本女子13人目の米ツアー制覇へ「最終日も精いっぱいプレーしたい」


 ◆米女子プロゴルフツアー ドライブオン選手権 第2日(1日、米オハイオ州インバネスC)

 首位と4打差の8位から出た河本結(21)=リコー=が2バーディー、1ボギーの71で回り、通算3アンダーで2打差の4位に浮上した。新型コロナウイルス感染拡大による中断期間中に新設が決まった3日間大会で、約5か月半ぶりのツアー再開。単独首位から出て、73で回ったダニエル・カン(27)=米国=ら3人が5アンダーで首位に並んだ。102位から出た野村敏京(27)=Qセルズ=は74と伸ばせず、8オーバー86位。山口すず夏(20)=環境ステーション=は77で11オーバー。102位から114位に後退し、ともに予選落ちした。

 現地時間午前7時の第1組スタートの河本は3番でボギーも、4番パー4ですぐに取り返した。雨が降り出した後半の13番パー5では約3メートルをねじ込んでバーディーを奪って伸ばした。同午前10時頃から降り出した雨は正午には本降りとなり、河本がプレーを終えた後の午後4時すぎに一時、中断があった。

 河本はホールアウト後のインタビューで「天気がギリギリもってくれてラッキーでした。ショットの調子がよくなくてチャンスが少なかったけど、その中でボギーを打たないゴルフができた。そこは一つ、自分の成長を感じられた部分ではあった」と振り返った。首位と2打差で迎える最終日に向けては「こうして試合に出られていることに感謝しかない。(プレーできる)幸せを心から感じているので、その気持ちを持って最終日も精いっぱいプレーしたい」と意気込んだ。日本女子13人目の米ツアー制覇に挑む。

最新のカテゴリー記事