◆米女子プロゴルフツアー HSBC女子チャンピオンズ 第3日(1日、シンガポール・セントーサGC)
渋野日向子(22)=サントリー=は2バーディー、6ボギーの76で、通算9オーバーで68位。3日連続のブービーで、浮上はならなかった。畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=は2バーディー、2ボギーの72で2オーバー50位。67の林希(中国)が14アンダーで単独首位に浮上した。今大会は69人が予選落ちなしで争う。
シンガポールの明るい空とは対照的に、渋野のラウンドはどんよりしたムードだった。10番から出ると13番から3連続ボギー。18番はグリーン手前のバンカーからピンに寄せきれずボギーで、前半に4つ落とした。
1、4番で意地のバーディーも、7番でボギー。最終9番はバンカーにつかまりボギーで9オーバー。ブービーから浮上はならず、ラウンド後は「なかなか手に負えない感じ。手応えはあまり変わらないから、こういう結果になる」と声のトーンも上がらなかった。
今年序盤の国内ツアーでは、トップの位置を低めにしたスイングへの取り組みに「どんな場所でも自分の意志を貫いて最後までやり通したい」と強い決意を語っていた。最終日に向け、「いいと思えるショットが一つでも増えるように、しっかり頑張りたい」と自身に言い聞かせた。