大里桃子「また2位になってしまうのか」と不安よぎるも「ゴルフの神様が導いてくれた」と涙


プレーオフの末に優勝し、キャディーと抱き合って喜ぶ大里桃子(カメラ・岩崎 龍一)

プレーオフの末に優勝し、キャディーと抱き合って喜ぶ大里桃子(カメラ・岩崎 龍一)

◆女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース 最終日(16日、福岡CC和白C=6335ヤード、パー72)

 第2ラウンド(R)の残りが行われ、1R終了時点で3位から出た大里桃子が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算9アンダー。67で回ったささきしょうことのプレーオフを3ホール目で制した。前週まで2週連続で2位だった雪辱を果たした。

 大里はインタビューで「最高にうれしい。正直、17番のボギーで、また2位になってしまうのかなという気持ちでいた。でも、最終18番はロング(パー5)だし、まだチャンスはあるという強い気持ちでバーディーパットを打って、入ってくれたので望みがつながった。最後のプレーオフ(18番で行われた3ホール目でバーディー)も、強気で攻めたところ、すごくいいところに乗ってくれてバーディーを取ることができた。最後は(グリーンに)乗ると思わなかったけど、ゴルフの神様が導いてくれたかなと思う」と喜んだ。

 2018年8月のCATレディース以来のツアー通算2勝目を飾り「本当にここまで来るのが長かった。パターでも悩んで、不安になることばかりだったけど、周りのみんなが支えてくれてここまで来ることができた。また、その人たちに恩返しして、元気を届けられたらいい」と涙を拭った。

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