松山英樹は68で2打差4位浮上 星野陸也は138位、金谷拓実は142位で予選落ち 全米プロ選手権


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権 第2日(21日、米サウスカロライナ州キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72)

 東からの強風が吹き荒れる中、予選ラウンド2日間が終了した。4月のメジャー初戦マスターズで、アジア人初優勝を飾った松山英樹(29)=LEXUS=は6打差41位で出て6バーディー、2ボギーでこの日のベストスコア68をマーク。通算3アンダーで首位と2打差の4位へと急浮上した。

 日本ツアー賞金ランク1位の星野陸也(25)=フリー=は97位スタートで7ボギー、2ダブルボギーの83と崩れ、通算15オーバーの138位で予選落ち。

 日本ツアー3勝で初出場の金谷拓実(22)=フリー=も77位で出て、昨年10月のプロ転向後自己ワーストとなる「86」をたたき、通算3オーバーの142位で予選落ちとなった。

 50歳でメジャー5勝の「最強レフティー」フィル・ミケルソン(米国)、2010年全英オープン覇者のルイ・ウェストへーゼン(南アフリカ)が、通算5アンダーの首位に並んだ。18年&19年大会覇者のブルックス・ケプカ(米国)が1打差の3位で追う。

 昨年の全米オープン王者のブライソン・デシャンボー(米国)は1アンダーの12位。連覇を狙うコリン・モリカワ(米国)は1オーバーの25位となった。同じ会場で開かれた2012年大会覇者のロリー・マキロイ(英国)、世界ランク3位のジョン・ラーム(スペイン)は3オーバーの39位。史上6人目の生涯グランドスラム(メジャー4冠)がかかるジョーダン・スピース(米国)は、4オーバーの51位で決勝ラウンドへ進んだ。

 一方、優勝候補で世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)、17年大会王者のジャスティン・トーマス(米国)は、ともに6オーバーの82位で1打及ばずに予選落ちした。

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