◇男子プロゴルフツアー ミズノオープン 第1日(28日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7349ヤード、パー72=報知新聞社特別協力)
第50回大会は前日の大雨から一転、穏やかな晴天の中で144選手が参加して、一般非公開で行われている。ツアー通算17勝の石川遼は10番から出て1イーグル、1バーディー、1ボギーの2アンダーで前半9ホールを折り返した。
ミズノと用具契約する大会ホストプロ・時松隆光選手会長、18年大会覇者の秋吉翔太と同組。午前7時50分に10番からのティーオフ。石川は出だしの386ヤードの10番パー4で、ラフからの第2打をグリーン右のラフへ外し、2・5メートルのパーパットが左に抜けてボギーで発進した。
377ヤードの15番パー4では、右のフェアウェーからアイアンでピン上4メートルにスピンをかけて止めて、初バーディーを奪うと観客から拍手と歓声を浴びた。
見せ場は552ヤードの18番パー5。ドライバーで右のフェアウェーに運ぶと、5ウッドでピン左6メートルへ2オンに成功した。イーグルパットを沈めて佐藤賢和キャディーとハイタッチ。グリーンを取り囲んだ観客から喝采を浴び、手を挙げて応えた。2アンダーの11位で前半9ホールを折り返した。
上位2人(有資格者を除く)に7月の21年メジャー最終戦、全英オープン(15日開幕・ロイヤルセントジョージズGC)の出場権が与えられる。