史上3人目の大会連覇狙う原英莉花 前週3位と調子上げ「あとは状況判断をしっかりできれば」


優勝トロフィーと、前回大会優勝のボードの前でポーズをとる原英莉花(カメラ・今西 淳)

優勝トロフィーと、前回大会優勝のボードの前でポーズをとる原英莉花(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ▽2021年メジャー第3戦 日本女子オープン 練習日(29日、栃木・烏山城CC=6550ヤード、パー71)

 前年大会覇者でツアー3勝の原英莉花(日本通運)が練習ラウンド後、公式会見に登場した。「ラフが深いので、フェアウェーにしっかりヒットしないといけない」と表情を引き締めた。

 今会場での女子オープンは5年ぶりで、アマチュアで出場した16年大会では10オーバーで予選落ちした。「(5年前より)試合の経験数が違うので、見えている景色が違う」とし、「天候にもよるけど、4日間通して、毎日アンダーを目指さないと難しい」と見据えた。

 大会連覇となれば、樋口久子(1968~71年)、畑岡奈紗(2016、17年)に次いで3人目。前週のツアーでは今年自己最高の3位と調子を上げている。「なかなかいい試合運びができてない中で優勝争いをして、ショットがすごく安定して自信を持ってできている。あとは状況判断をしっかりできればいい戦いができる。期待を持ちながら臨める。より気合を入れてやっていきたい」。

 昨年は無観客だったが、今年は有観客で行われるため、「ギャラリーの皆さんの前で勝ちたい」と意気込んだ。

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