◆女子プロゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 第1日(21日、兵庫・マスターズGC=6571ヤード、パー72)
スタンレーレディス(8~10日)での2年ぶりの優勝を含め5週連続トップ10入りだった渋野日向子(22)=サントリー=が、1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーで6オーバー。出場108人中99位となり、予選通過に黄色信号がともった。開催コースの隣接市、兵庫・加古川市出身のささきしょうこ(25)=日本触媒=が7アンダーで単独首位。
絶好調だった渋野に暗雲が垂れ込めた。前半を1オーバーで折り返すと、3番はカラーから4パットしてダブルボギー。その後も悪循環から抜け出せず、19年のKKT杯バンテリンレディスでのワーストスコア81に次ぐ78。108人中99位に沈み「めっちゃ悔しいし、何やってたのかなっていう一日でした」と悔しがった。
最近は好調だったパットがことごとく外れた。「入らなくなった瞬間にショットも悪くなるし、すごく流れも悪くなるのが分かった」と、最後まで歯車が狂ったままだった。
それでも、2年前のKKT杯バンテリンレディスで初日106位から2日目66と盛り返し、50位で予選通過した経験もある。「とりあえず全てを何とかしたい」。V字回復へ全力を注ぐ。(菅原 美沙)