蝉川泰果 66で7位発進「もう少し上かと思った」 上位陣のスコアに驚き


10番、ティーショットを放つ蝉川泰果(カメラ・谷口 健二)

10番、ティーショットを放つ蝉川泰果(カメラ・谷口 健二)

◆男子プロゴルフツアー ASO飯塚チャレンジド 第1日(7日、福岡・麻生飯塚GC=6809ヤード、パー72)

 初出場の蝉川泰果(フリー)が関西オープン以来の今季2勝目へ、好スタートを切った。1イーグル、5バーディー、1ボギーの6アンダー、66で回り、首位と4打差の7位につけた。「雨で苦労している中で良いプレーが出来たので、もう少し順位が上かなと思った。(単独首位の)金谷さんが10アンダーだったり、上位陣はすごい」と驚いた。

 得意のドライバーショットで遠くへ飛ばし、短いクラブでピンを狙った。「リスクを取った攻め方をしていかないと伸ばせない。ピンポイントでティーショットを打って、しっかりとパッティングを決める。オールマイティーな選手がスコアを伸ばせる様なコース」。スタートの10番でピン下3メートルを決めてバーディーで出ると、18番では10メートルをねじ込んだ。1番では183ヤードの第2打を8アイアンで8メートルに運び、沈めてイーグルを奪った。

 昨季プロ転向した22歳は、今季7戦中4試合がトップ5と、安定した成績を残している。「自分の持ち味のドライバー(ショット)などで積極性を出して、引くところは引いて、今日以上のスコアを目指して頑張りたい」と言葉に力を込めた。

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