生源寺龍憲が前半29、後半の10番もバーディーで首位浮上 岡山・作陽高で渋野日向子と同学年


生源寺龍憲

生源寺龍憲

◆男子プロゴルフツアー 中日クラウンズ 第2日(3日、愛知・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70)

 17位からスタートした25歳の生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり、エー・エム・エス)が1番からスタートし、前半の9ホールを5連続を含む6バーディー、ボギーなしの29で回った。折り返して10番でも連続バーディーを奪い、その時点で通算8アンダーで首位に浮上した。

 生源寺は、山口・山陽小野田市出身で、高校は岡山の作陽に進学。2019年全英女子オープン優勝の渋野日向子は同学年で同じゴルフ部で腕を磨いた。圧倒的な勢いで世界を制した渋野と同じような勢いで、生源寺はプレーを続けている。

 今大会は、2010年の最終日では石川遼(CASIO)が世界主要ツアー最小の「58」をマークして、大逆転優勝を果たした。10ホールで圧巻の7バーディーを奪った生源寺が12アンダーの58にどこまで迫れるか、注目される。

 ニュージーランドのマイケル・ヘンドリー(アクシネット)は、生源寺と同じ通算8アンダーの首位でホールアウトした。

 初日、首位スタートを切った選手会長の谷原秀人(国際スポーツ振興協会)は10番からスタートし、前半は一時、通算10アンダーまでスコアを伸ばしたが、後半に苦戦し、通算6アンダーのままで3位でホールアウトした。

 初日に2打差の3位と好発進した石川遼(CASIO)は前半の9ホールを終え、1バーディー、1ボギーの通算4アンダーで首位と4打差の6位でハーフターンした。

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