日本勢ランク4番手から逆転五輪切符狙う笹生優花が2アンダー、68 単独首位でホールアウト


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第1日(30日、米ペンシルベニア州ランカスターCC=6546ヤード、パー70)

 2021年大会優勝で6年連続6度目出場の笹生優花(フリー)は5バーディー、3ボギーの2アンダー、68の単独首位でホールアウトした。

 ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、ハナ・グリーン(豪州)と実力者2人と同組で1番からスタートした笹生は2番で2メートルを決めてバーディーを先行させた。4番でも3メートルのバーディーを奪った。5番でボギーも、7番パー5で56ヤードからの第3打を2・5メートルにつけて3個目のバーディー。9番でボギーとし、前半を1アンダーで折り返した。

 後半は11、12番でともに3~4メートルのパーパットをねじ込み、パーをセーブ。15番で4メートル、16番で手前から8メートルの連続バーディーでスコアを伸ばした。18番でボギーを喫し、68で終えた。

 現在の世界ランクは畑岡奈紗(18位)、山下美夢有(23位)、古江彩佳(25位)に次ぐ国内4番手の30位。6月24日付けの世界ランクを基にした五輪ポイントで決まるパリ五輪代表(現状2枠)争いに向け、メジャー大会は優勝すれば100ポイントを得られる重要な大会。規格外の飛距離を誇る笹生の戦いに注目が集まる。

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